こんにちはマツダです。

11月に入り塾対象の高校訪問が本格化しています。今回私も神奈川県学習塾協同組合主催の公立高校訪問に参加してきました。今回の訪問は最近人気が高い「西湘高校」と、近郊の公立高校としては最難関校の「厚木高校」です。訪問した感想やお話しいただいたことについて少しだけ紹介します。

西湘高校

地理的には秦野駅から電車35分、JR東海道線鴨宮駅から徒歩8分と通いやすいことも魅力の高校です。

対応していただいた先生の話では、いま学校改革に着手しているとのことです。改革の目的は「生徒たちの希望する進路を実現しやすくするため」とのことです。理系の進学実績は同レベルの高校と比較にならないほど良いのが魅力です。指定校推薦の枠も理系の大学は早稲田大学をはじめ有名大学がそろっています。さらに国公立に対応できるようにするのが改革の狙いと思われます。

部活動の加入率も85%~90%と高く、6月におこなわれる体育祭や9月におこなわれる文化祭も非常に盛り上がるそうです。勉強も含めてバランスよい学校のように思いました。

以前理数コースがありSSH(スーパーサイエンススクール)にも指定されていたため理科系の実験器具が充実しています。また尾瀬の自然教室やブリティッシュヒルズ英語研修といった課外学習も魅力的です。

(基本データ)2019年度高校入試結果

合格者平均内申点 110

全県模試偏差値 54

西湘高校のホームページはこちら

厚木高校

学指会からはなかなか合格者が出ないため、とても敷居が高く感じていた高校です。内申点もほぼオール5の高校です。学力向上進学重点校に指定され、国公立大学に100名以上も現役合格させている超進学校です。

校長先生、副校長先生、教頭先生の『スリートップ』の先生方に校長室で対応していただきました。県内3番目に古い100年以上の歴史のある高校の校長室には、歴代の校長先生の写真が飾られていました。そこで先生方がおっしゃていたのは、生徒には常に時間の使い方を意識してほしいということでした。厚木高校も部活動加入率が高く、生徒主体の学校イベントが多くあります。そのような中で勉強でも結果を出すためには「時間を意識する」ことが不可欠だということです。

高2で文系理系の選択がなく、与えられる勉強量は非常に多いと思います。それでもそれをやれば確実に力はついてきます。厚木高校は入ることも大変そうですが、入ってからも大変な高校だと思います。しかしそれにより『人間力』も磨かれ、セルフマネジメントできる人間になると思います。歴史を感じる校舎も含めてあこがれを持ちました。

勉強・部活・イベント『全部をとりにいく』という点では私立の難関校よりも充実した高校生活が送れそうです。

(基本データ)2019年度高校入試結果

合格者平均内申点 126

全県模試偏差値 68.9

厚木高校のホームページはこちら