こんにちはマツダです。

秦野教室では現在、中学3年生の期末テストが終わり、中1・中2のテスト対策へとシフトしています。

今週末は3連休となっていますが、教室ではテスト対策授業を予定しています。

個別よりも個別に

秦野教室の中学1年生は現在1名、中学2年生は現在2名で授業をしています。そのためほぼ「個別指導」いや「個人別指導」になっています。その結果、成果が如実に表れています。今後さらなる飛躍には生徒自身の『意識改革』が何よりも大切になってきます。

今年は感染対策のため強制的な自習時間である「SL-TIME」を実施していません。そのため演習不足を感じています。まあこれだけ人数が少ないので「SL-TIME」を再開しても良いのではとも思っていましたが、最近の感染者数を見ると決断が鈍ります。

 

オンライン授業の可能性

感染者数が増えてくるとやはり不安感が出てきます。秦野教室では常に換気した状態で授業していますし、写真での教室のサイズから見てわかるように「ソーシャルディスタンス」を守った授業になっています。それでも不安を感じる保護者の方がいるのも理解できますし、私たちも漠然とした不安感を持っています。

オンライン授業はそれらの不安は解消させてくれるツールだと思います。「オンライン授業」をもう一度積極的に活用してみたいと思っています。ただし保護者の方と打ち合わせが必要であり、同意を受けた上で活用したいと思います。

オンライン授業の場合、顔を出し適時にlineで画像を送っていただく必要があります。そのためスマホでなくパソコンまたはタブレットでの視聴をお願いすると思います。

「SL-TIME」の代替も「オンライン自習室」で解決するとも思います。学習内容をこちらから指示し質問を促して勉強すれば、わざわざ塾に来なくても勉強はできます。

もちろん塾で勉強するほうが緊張感をもって集中して取り組むこともできると思います。今までは『家ではしない、塾でする』をキャッチフレーズに使っていましたが、今年は『家でもする、塾でもする』になります。

 

学習進度は昨年と同じ

もう一つ気にしなければならないことは、学校での学習進度です。2か月間の休校期間があったにもかかわらず、例年通りの単元になっています。イベントが少なかったことで『サクサク』と進んでいるようですが、このスピードは確実に学力差を生んでいます。

定期テストの分布表を見れば一目瞭然です。傾向としては、平均点はやや高めであり内容も易しめ、にもかかわらず低い点数の生徒の割合が多くみられます。平均点と中央値の差が大きくなっているのが現状です。

今の秦野教室の生徒は「ほぼ個別指導」になっているため、上位までにはいきませんが平均点以上の中上位をキープできています。意識を変えればさらに上位を狙えるチャンスがあります。それには「意識改革」が必要なのです…

教育界のニューノーマルが「学力差を生む」ことにならないことを切に望みます。これは子どもを持つ父親として願いでもあります。