説明会の情報はこまめにチェック

デルタ株の感染拡大防止を鑑みて、8月下旬に予定されていた高校説明会の実施見送り、合同説明会や催事見学の中止が頻繁になりました。さらに、9月30日まで延長される緊急事態宣言によって今後予定されている説明会も影響を受けると考えられます。

上の表は、近隣の全日制公立高校のホームページに掲載されている説明会の日程です。9月に入ってからは全て時程を午前、会場を当該校と設定しているものの、詳細については実施日が近づかないと決定できないとしています。いくつかの高校では9月23日を実施日に当てていますので、日程や実施内容に変更が出るでしょう。

ソーシャルディスタンス確保の観点から、全ての高校で参加希望者の入場制限を行っています。一家族1人とするところが多いため、人気校では先着順でストップがかかったところもあります。早いところでは実施予定日の2週間前から詳細の更新を行っていますので、予約の申し込みも含めてこまめなチェックをすることが大切です。

 

さまざまな情報ツールを活用する

中止や延期の判断がまちまちになっているのがオープンスクールや部活動見学です。在校生と見学者が共有する空間を避けたいからですが、専門学科のように体験的な感触が肝要なコースでは参加型の体験授業がなくなることは、進学希望者の決断を鈍らせる懸念が生じかねません。

説明会を実施できない高校側も、映像による紹介をホームページやYouTubeにアップして日常を伝える工夫をしています。発信側の編集が施されているので、現実そのものとは言い難いですが、環境やカリキュラムを知るにはいい素材となります。

説明会の来場にあたって感染防止の措置について、多くを参加者に委ねる傾向が見られます。マスク装着や適切なソーシャルディスタンスの保持はもちろん、上履きとして利用するスリッパ等は会場のものを利用せず、参加者自身で用意するといった心得が求められます。

高校説明会には何卒細心の注意を払って、有意義なご参加をなさってください。

                 編集責任者 K.Y

学指会通信196号より