こんにちはマツダです。
連休も最終日になり、通常授業の再開に向けて夜型へ切り替えています。連休が終われば、中学生は中間テスト対策になります。毎年この時期は修学旅行の日程により、テストのスケジュールが変わってきます。中間テストと期末テストが3週間しかない学校や、6月14日で期末テストが終わってしまう学校もあります。しかし中3にとっては、どんなスケジュールでも結果を出さなければいけません。入試で必要となる内申点は定期テスト4回(2学期制の場合3回)の積み重ねです。3学期制の中学に場合、そのうち2回がこの2か月にあるのですから。
DUT理論?
今回はテスト等で結果を出すために必要なことについて説明したいと思います。ところで、みなさんは『DTU理論』という言葉を耳にされたことはありますか?DUT(ダット)理論とは、スポーツの現場などでよく使われる目標達成の理論です。具体的には以下の3つのステップを表す言葉です。
- ① Desire(欲求):成績を上げたいという欲求
- ② Understand(理解):指導による正しい理解
- ③ Training(練習):理解したことを定着させるための練習
『授業』の役割
①Desire(欲求)と②Understand(理解)には相互に関係があると思います。「成績を上げたい気持ちが理解を深める」や「わかるからもっと学びたくなる」ということです。学習塾の役割を③Training(練習)と定めている塾が多くありますが、学指会の指導の真髄は『授業』です。授業により、「①Desire(欲求)」と「②Understand(理解)」を相互に作用させることが、私たち学指会の『授業』の役割です。
理解することの重要性
正しく深く理解していないと、いくら練習しても定着しません。一時的に定着していても、それを「知識」として活用することはできません。新しい学力観である『知識を活用する力』は理解あってのことです。パンフレットにも書きましたが、ただ闇雲に問題を解いていても成果が出ません。深く理解することができれば、「練習」=問題演習も少なくて済みます。つまり塾の宿題程度で十分になります。ただし漢字や英単語、社会の用語等の暗記は別途に必要です。
『授業』を通して
私たちは授業を通して、正しく深く理解することを求めています。わかることは楽しいことです。勉強は楽しいことです。それを伝えたいと日夜努力しています。そして理解したことを忘れないためのツールが③Training(練習)つまり問題演習です。様々な段階がありますが、結果を出すために最も必要なことは理解することであり、それを引き出す『授業』であると考えています。
ゴールデンウィークはどこかお出かけしましたでしょうか?私は公約(?)どおり上野にある東京国立博物館で開催されている「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」に行ってきました。そこで感じたことについて次回書いていきたいと思います。