こんにちはマツダです。
新年初投稿になります。本当は冬休み中にこの記事を書こうとしましたが、なかなか筆が進まず、結局この時期になってしまいました。今回は中3生の保護者面談で話をした内容を記事にしました。
1、現状の分析
学指会では中3生に全員「入試得点シート」を配布しています。それには高校別の入試目標得点が載っています。昨年度の合格者平均点に基づき、内申点から算出した得点目標です。
それを「戦略シート」を使って設問ごとの目標点を決めていきます。難易度の高い問題がどこにあるのかは、過去問を見れば一目瞭然です。神奈川県は正答率をホームページで公開していますから。そのように難易度を考慮し、設問全体をイメージして「戦略シート」を記入します。出題形式は少しずつ変化していますが、毎年ほぼ同じ傾向になっています。記入することで出題傾向を理解するという目的もあります。
2、合格点を取るための対策
次に目標点を取るにはどうすれば良いのかを考えます。勉強方法ですが ①解き直しをする ②不正解の原因を探る ③理解する この3点です。
さらに効率を高めるための方法を伝授します。
過去問や模擬試験の帳票には「正解率」が掲載されています。それを用いて正答率を確認します。
例えば目標点が50点だとします。その場合は過去問や模試の解きなおすべき問題は『正答率が50%以上の問題かつ不正解の問題』となります。
例えば目標点が70点の場合『正答率30%以上の問題かつ不正解の問題』に絞って解き直しをするのです。もしわからなければ質問してください。そのための塾です。
つぎに配布してある神奈川県入試用の問題集(極める神奈川)でその類題を集中して勉強します。きちんと解けるようになっていれば、克服できた証です。まだ足りない場合は問題をリクエストしてください。
このようにすればポイントを絞って勉強することと効率的に勉強することができます。
3、出題の傾向を理解する
入試問題には正答率が1桁の難問も含まれています。湘南高校や横浜翠嵐高校を狙っていない生徒は『捨て問』にすぎません。必要な問題をピックアップして効率的に勉強するべきだと思います。
過去問でしたら5年分(正答率が掲載されているため)はこのように分析しながら勉強できます。5教科バランスよく勉強してほしいと思っています。受験生ではない保護者の方にも参考になる勉強法だと思います。分析しながら勉強する習慣をつけてほしいと思っています。
※1月9日(木)に合格祈願に行ってきました(比々多神社)