こんにちはマツダです。

夏期講習期間中の教室の報告になります。

夏期講習は通常より塾での学習時間が多いカリキュラムです。そのため演習時間も多くなっています。また、嬉しいことに家庭での勉強時間が確保できている生徒が増えつつあります。毎日LINEで演習結果を報告してくれる生徒もいます。

そこで新たな課題が出ています。それは言語化した知識にすることです。

 

問題を解くとき、特に計算問題を解くときに「感覚的」に解く生徒が多くいます。

 

例えば計算問題では、以下のように解くのが理想的です

  1. 解く方針を決める
  2. 心の中で指示を言葉にする 
  3. 実際に解く

また英文法のようなルール重視の分野では、出題者の意図を理解しながら解くことで、ミスを防ぐことができます。例えばeachやevery は単数扱いのためbe動詞に一致させる場合はis 、一般動詞なら三単現のSが必要になるパターンです。何が問題の「中心」なのかを見極めることが重要です。

 

その見極めに必要なのが「知識」です。使える「知識」です。説明されて『あ、そうだった』ではなく、自分で気づくようになるには、言語化して解く癖をつけることが最も大切になると思っています。

 

勉強は「時間でなく集中力」や「時間でなく効率」とよく言われますが、その通りだと思います。その「集中」や「効率」の中身が、言語化された勉強なのではないでしょうか?

 

勉強は言葉で言葉を理解するのです。その本質を意識しながら指導しています。