こんにちはマツダです。

学指会が所属している神奈川県学習塾連絡会神奈川県私塾協同組合の合同事業である「公立高校個別訪問」として、西湘高校を訪問してきました。このイベント自体コロナ禍で中止となっていましたので、コロナ後3年ぶりの訪問になりました。

対応していただいた先生も、偶然3年前と同じ先生でした(息子の数学の先生だったので覚えてました)。

西湘高校が力を入れていること

  • 部活動との両立
  • 数学での習熟度少人数クラス
  • 英検の取得(準会場となっている)
  • 進学校としての授業充実
①部活動との両立

部活動の加入率は高く、現高1は91%だそうです。文化部も吹奏楽部や電気音楽部(いわゆる軽音)が部員が多いそうです。吹奏楽部は以前東関東大会にも出ていたと思います。運動部では、他校にあまり見られない部活として、ソフトテニス部やラグビー部もあります。

②数学での習熟度少人数指導

高校1・2年生では数学を習熟度別の少人数クラスに編成し直し、定期テストごとにクラスを入れ替え授業をおこなっているそうです。1年生の場合、3クラスを4クラスに編成し直しA・B・B・Bのように2レベルで運営しています。高校2年生では数学による文系・理系の選択はせずに、全員数学Ⅱと数学Bを受講します。これにより国公立文系の希望者が無理のない履修が可能になります。

③英検の取得

大学進学する上で英検の取得は大きな武器になります。そのため高校1年生で準2級、高校2年生で2級の取得を目標にしているそうです。また準会場となって西湘高校で受検できるようになっています。

④進学校としての授業の充実

授業時間は65分で5時限で構成されています。各教室にテレビモニターを導入しICTを活用した授業を積極的におこなっていました。授業を見学させていただいた際に、若い先生が積極的に活用しているようすが見られました。また「プログラミング教育推進校」に指定されていることもあり設備も充実していました。

 

西湘高校情報

  • 理系の指定校数が同レベル高校の2倍程度ある
  • 文系:理系は5:5くらいで受験で数学を利用者する生徒が多い
  • 図書館が充実(これ「キョウイチ」で驚きました)

図書館の様子がこれです↓

マンガの「キングダム」や浜辺美波の写真集もおいてありました。小田原東高校の図書館も有名ですが、そこに負けていないくらい素晴らしい取り組みです。他の高校と横のつながりも強化して蔵書を増やしているとのことでした。本好きにはたまらない空間ではないでしょうか。

学校説明会の日程

  • 2022年12月3日(土)午前

今年度最後の個別相談会が行われます。実際に施設見学もできるようです。申し込み方法は未定となっていましたので、ホームページをチェックしておきましょう。

 

高校入試情報

来年度の入試は募集定員が従来の8クラス編成に戻ります。また大学受験の実績も好調です。そのため今年度のような低倍率にはならないと思われます。興味がある方は自分の目で確かめに行ってみてください。

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