こんにちはマツダです。

なかなか「勉強習慣」が確立できていない生徒を見かけます。特に中1は小学校とのギャップを埋められないまま半年が過ぎてしまっています。そこでもう一度『勉強』というものを考えてみたいと思います。

勉強には大きく「インプット」と「アウトプット」があります。覚える勉強と解く勉強です。現在の中1はこの「インプット」で大きく躓いています。覚える習慣がないまま中学生になってしまっています。小学校の時のテストは『覚える』ことに力点が置かれていないため、軽視する傾向があります。また勉強していれば「自然と覚える」と勘違いしている方もいます。

自然と覚えるのは『興味関心がある』ことが前提です。ここでいう「インプット」は興味関心がないことを覚えることと同義です。ですので、あらゆる感覚を使い、毎日反復することが必要です。また人が集中できるのは15分程度といわれています。ですので、毎日15分間声に出しながら何度も書くことが必要となります。英単語や漢字や理科、社会の用語はこのような勉強が必要です。

「覚えたのにすぐに忘れる」という声を聴きますが、これは「長期記憶」に定着していないから起こる現象です。長期記憶に定着すための勉強が問題演習=アウトプットです。「知識」がないのに問題は解けません。よくやりがちなのは、「勉強」=「問題を解く」と思うことです。「知識」が少なくてすむ数学は、「理解」がその代わりになります。

平均点以下の場合はインプット不足。80点以上とれないのはアウトプット不足です。まずはこの認識を保護者自身が持つことが必要です。また勉強は「習慣」ですので、スケジュールを決める必要もあります。「いつ・どこで・なにを・どのように」勉強するのか決めておかないと『だらだら勉強』になってしまいます。成長期の子供たちには睡眠時間は大切です。効率的に勉強するという観点からも睡眠時間は大切です。

具体的な勉強方法は個人差がありますが、本質は普遍的です。漠然と勉強するのではなく、「狙って」勉強する姿勢づくりが必要です。

今日の宿題

中1 英語:テキストP88.89

中2金目 数学:個別に指定しています。

中3 英語:テキストP115

 

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