こんにちはマツダです。

高校受験が目前に迫った時期になりましたが、もう一度「高校受験の意味」について私の考えを伝えたいと思います。

私には子どもが二人います。長女は21歳で大学には行かず就職しました。長男は高校3年生で4月から大学に通うことになりました。その長男が高校受験を通して変化したことについて書きたいと思います。ちょっと長文ですがお付き合いください。

 

トップページの男の子

私の子供たちは、小学4年から学指会に通っていた生粋の『学指会っ子』です。多くの先生に面倒を見てもらい大きくなりました。ホームページのトップページの男の子が今回の主人公です。秦野西中でサッカー部に所属し、クラスではお調子者タイプだったようです。三者面談では「クラスではムードメーカーです」と言われていました。最初はよくわかっていませんでしたが、「ムードメーカー」は決して好評価の言葉ではありません、授業中でも「にぎやかなタイプ」ということです。そのため、成績(内申)はあまりよくありませんでした。その子が中3最後の三者面談で事件?が起こりました。

 

偏差値は公平、勉強に目覚めるきっかけ

5教科の成績

3年
2学期中間 91 87 81 92 84 435
2学期期末 84 86 79 87 79 415
2学期成績 4 4 4 4 4

定期テストの点数と成績の関係が著しくおかしいとは思いませんが、彼としては、周りの友人と比べて評価されていなかったことに納得ができずにいました。成績は三者面談でわかるため、私が三者面談に行きました。面談前はどれくらい上がってるか楽しみにしていましたが、面談後顔は曇りショックを受けていたのを今でも覚えています。志望校を秦野高校に決めて勉強もそこそこ始めていたので落ち込んでいました。しかし入試は内申点だけではありません、入試得点が取れれば志望校に合格できます。そのことをもう一度話し合い、三者面談をきっかけに『勉強スイッチ』が入りました。

 

本格的に勉強を始めて

約二か月後の模試の結果です。

最後の全県模試の結果がこれです。前回から5教科で3ポイント上がっています。それでも希望していた秦野高校の基準偏差値58にはまだ届いていません。翌週のW模試では良い判定が出たため秦野高校に出願することにしました。しかし受ける勇気がどうしても持つことができなく、一度も見学に行っていない西湘高校に志願変更して無事に合格できました。今見ると、理系にしては数学が低いですね。英語は私が教えていたこともあり結構取れています(笑)、国語は2年生の成績からもわかるように苦手教科でした。

 

受験勉強で得たもの

受験勉強の本当の『効果』が表れたのはむしろ高校入学後です。高校受験で勉強のコツをつかんだことで、高校3年間のでは評定平均は4.5以上でした。高校でもサッカー部に所属し、月曜日以外すべて部活という生活をしていました。高校生になってからも塾は『高校生専門校 教学舎』にお世話になり、気軽に通うことができないのでLINEを使った質問対応もしてもらいました。そのおかげで高成績をキープでき、指定校で東京薬科大学に合格することができました。

 

勉強することはこれからも続く

高校受験は自分自身と真摯に向き合う初めての機会となります。不安や恐怖に襲われ、弱い自分や嫌な自分と対峙しなければなりません。それを克服しながら勉強していくことこそ最高の財産です。子育てという観点で言うと、高校受験は子どもを大きく成長させる絶好の機会です。合格不合格の結果も大切ですが、不合格でも大きくのことを得る場合もあります。逆に合格でも全く何も得られないこともあります。人生の岐路に立った時、受験で得られた経験が生かすことができるように、付かず離れず適切な距離で応援することが親としての役割だと思います。これは受験勉強以上に大変なことです。

 

最後に

今後このような経験を通して感じたこともブログで紹介していければよいと思っています。具体的にどのような勉強法なのかや、高校での勉強法について記事にしていきたいと思います。本当に伝えたいのはうまくいかなかった長女の受験のことです。そのことは上手く言葉にまとめられる時が来たら書きたい思っています。