こんにちはマツダです。
2020年度の折り返し地点を過ぎました。キャッチの写真にあるように今月末はハロウィンです。
中学校では2学期の中間テストや前期の期末テストが終わりましたが、テスト範囲はほぼ例年通りでした。そのため指導の現場としては例年以上に『しんどい』状況が続いています。
目次
進むペースは速すぎ
ほんとうに4月と5月は休校だったのでしょうか?
夏休みの削減があったものの、授業数の割には進むのが早い学校や学年がほとんどです。もちろん教科によってもばらつきがありますし、1年生は比較的ゆっくり(例年と同じペース)と進んでいる印象です。
進度の例(10月3週目)
M中学3年 英語 Lesson7
T中学2年 数学 一次関数の利用
O中学3年 理科 4つ目の単元
小学生もほぼ例年と同じ単元を学習していますので、授業の進む速さは例年より早いと感じています。内容が薄くなり、理解しないまま先に進んでいないか懸念しています。
今抱えている問題
学校で生徒たちは、このペースについていけるのでしょうか?少なくても学指会の生徒は厳しい状況です。現在の授業時間では賄うことが困難です。理解させるために説明中心に授業をおこなうと演習不足になります。
もう一つの問題として「家庭での勉強する習慣」があります。
演習を宿題にした場合、家庭での勉強によって成果が変わってしまいます。勉強に対する心構えの違いによって、『良い演習』と『成果の出ない演習』に分かれてしまいます。
コロナ禍で学力が2極化しているという報道がありますが、その原因はこれであると思っています。
家庭学習の時間の拡大と、宿題として出される演習への取り組み方が、学指会の今抱えている問題です。
※今後もコロナ禍における学習状況や指導要領の改訂についてブログで記事を書いていきたいと思います。