こんにちはマツダです。

学指会の中学生は、中学1年生から英国数理社の5教科指導です。昨年からは小学6年生も5教科指導でした。それには理由があります。今回はそのことについて書きたいと思います。

 

なぜ塾で勉強するのでしょうか。成績を上げるため、受験に合格するためだと思います。しかし、勉強はそれで終わりですか?いいえ違います、高校に入っても勉強は続きます、そしてさらに専門的な進路を決めなければなりません。

文系や理系は数学の出来不出来で決めるものではありません。国公立を狙うトップ高の生徒なら、5教科きちんと勉強していないと共通テスト対策にもなりません。

また学部学科系統は英語や数学を派生したものよりも、理科と社会を派生したものの方が多いのが現状です。そういう観点からも理科や社会を丁寧に学ぶ必要があります。

 

先週の授業で中2の生徒に、経験談として「走っている電車内でジャンプしたら、後ろに着地すると思う?」という質問をしました。その生徒はYESと回答しました。実際に私が小5くらいの時に電車内でやったことで、その時に父に叱られたましたが、後に原理を教えてもらった「実験」です。答えは勿論NOです。いくら高く飛んでも後ろにはいきません。慣性の法則で学ぶことです(検索したらこんなサイトがあったのでリンク貼りますね)。その時は何度やっても同じ位置に着地するので不思議でなりませんでした。

 

このような疑問は理科の範疇です。理科や社会は興味関心の塊だと思うのです。世の中の不思議を素直に表現できるのは中1ぐらいまでではないでしょうか。また、今起きているウクライナ問題も「かわいそう」や「良くない」という感情で判断するのでなく、話し合いをすることで、その歴史的な背景や地理的な理解を促すきっかけになると思うのです。

保護者の多くが理科や社会は「覚えるだけ」と考えているようですが、それは間違えです。小学生の学習内容が増えたため、小学校では浅くしか学んでいません。それを暗記で済ませるのは理解不足を加速させます。また世界の地理については、6年生の3学期にアメリカ・中国・ブラジルを触れる程度です。その程度の予備知識で、中1の1学期に世界地図や雨温図に触れるのです。教える先生の技量が問われます。このような状況を保護者の方にも知っていてほしいです。

覚える勉強に終始し、興味の対象を狭めた結果が、キャリアを考える際の「ゲームクリエーター」や「ユーチューバー」になっているのだと分析します。身近なものに興味を持つ特性です。私は、子どもたちの視野を広げるきっかけが必要である、と思っています。出来る、出来ないでなく、興味があることが大切だと思いませんか?

また、勉強に興味を持つきっかけとなる教科も理科と社会です。そのきっかけを利用して他教科にも波及させる。苦手も得意もまとめて指導する、そして5教科まとめて底上げをする。それが学指会流です。そのためには講師の指導力が前提です。そのため、ほとんどの講師は「教科専任制」になっています。

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