非認知能力とは

 

こんにちはマツダです。

私が最近気になっていることの一つに「非認知能力」という言葉があります。勉強する(教える)上でこの能力の重要性を感じていますので、調べたことを引用して紹介します。

 

目次

「認知能力」と「非認知能力」の定義

人間の能力は、大きく「認知能力」と「非認知能力」の2種類に分けられます。

「認知能力」とは、IQ(知能指数)に代表されるような、点数などで数値化できる知的能力のことです。IQという言葉は一般的にもよく知られており、大人が子どもの能力を把握する上で参考にしやすい指標のひとつです。

一方「非認知能力」とは、認知能力以外の能力を広く示す言葉で、テストなどで数値化することが難しい内面的なスキルを指します。具体的には「目標を決めて取り組む」「意欲を見せる」「新しい発想をする」「周りの人と円滑なコミュニケーションをとる」といった力のことで、子どもが人生を豊かにする上でとても大切な能力であると言えます。

 

非認知能力の種類

非認知能力の名前 具体的な能力
自己認識 やり抜く力、自分を信じる力、自己肯定感
意欲 やる気、集中力
忍耐力 あきらめず、ねばり強く頑張る力
セルフコントロール 自制心、理性、精神力
メタ認知 客観的思考力、判断力、行動力
社会的能力 リーダーシップ、協調性、思いやり
対応力 楽観性、失敗から学ぶ力
クリエイティビティ 創造力、工夫をする力

 

非認知能力を高めるに重要なこととは?

非認知能力を高めるために、親が子供にできることは何なのでしょうか。幼児期を中心にご紹介します。

幼児期は遊びが重要

幼児期の非認知能力は、遊びの中で育つとよくいわれます。幼児期に特に取り入れたいのは「外遊び」だそうです。文部科学省の幼児運動指針でも、体を動かす遊びを通じて協調性やコミュニケーション力、意欲、有用感などが身につくことが示されています。

子供が非認知能力を身につけるために親ができることは ①見守る ②安全な環境を用意する ③自分でやろうとすることを尊重する、など基本的な協力姿勢です。

大人が思っている遊び方をしていないと、つい口を出したくなりますよね。しかし、危険が伴うような遊び方でなければ見守ることも必要です。

 

自制心や協調性も遊びを通じて育つ

非認知能力の中でも、自己管理力や規範意識にあたる自制心は、重要な要素として注目されています。ある実験結果で、自制心が高い子は将来社会的に成功する確率が高いことが示され注目を集めました。

有名な「マシュマロテスト」と呼ばれる実験です。目の前のマシュマロを15分我慢出来たら2つもらえるという実験の結果、我慢できた1/3の子の方が大人になって成功する確率が高かったことがわかっています。

しかし自制心は、乳児のうちは、あまり我慢することはできなくて当たり前です。自制心や我慢する力は4歳頃から発達すると言われています。4歳を過ぎれば、鬼ごっこやフルーツバスケットなどルールのある遊びも楽しめるようになる時期。集団での遊びを通じても、我慢する気持ちや頑張る気持ち、挑戦する気持ちが育ちます。転んで痛くても我慢したり、自分がやりたい役を我慢したりと、遊びでの経験を通じて、自制心や協調性が育つでしょう。

 

引用したサイトはコチラです

非認知能力とは?幼児期から学童期に育てたい「人生を豊かにする力」

「非認知能力とは?」を簡単に解説!具体的にどう育てる?どう遊ぶ?

非認知能力とは?幼児期の教育が40歳で優位な差を生む

 

非認知能力は育むのは幼児期だけではありません、思春期であっても育むことができます。学力アップにもこの非認知能力は不可欠だと思います。自転車で例えるなら、認知能力と非認知能力は両輪です。

学力アップのために課題や宿題を与えても、計画的に取り組むことややり遂げることができなければ意味がありません。学力云々言う前に、意欲・忍耐力・セルフコントロールが可能な体質にすることが必要ではないでしょうか?

 

 

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