こんにちはマツダです。昨日の日曜日は「講師会」をおこないました。講師一同介して、情報の共有と今後の方針の確認をおこないました。冬期講習や3学期から実行していくことを決めました。その後ボーリング大会をして交流を深めていきました。さて、2学期の通常授業が終わり、保護者面談期間が始まります。作戦会議として、しっかりとお話しさせていただきたいと思います。

 

こうやって勉強しよう④

実行する

「勉強のしかたがわからない」と多くの人が言いますが、これは言い訳にすぎません。勉強のやり方は十人十色です。目的によっても変わります。高校入試は総合問題なので、「短期記憶」で対処することはできません。大切なのは、自分で勉強法を考え、それを実行することです。そうでないと、力を伸ばすことができません。

理科や数学の授業で、わたしはいつも『問題を読みなさい』『考えなさい』と言い続けています。入試問題では、今まで解いたことがない問題に遭遇することが良くあります。常に考えるトレーニングをしていれば、それに対処できます。一見難しそうに見える問題ほど、気づきにより容易に解けることが良くあります。普段から問題文や設問文を「字面」ではなく「内容理解」できるまで熟読してください。

それらを受け「実行」する際に注意すべきことを伝えたいと思います。

タイプA:語を覚える

数学以外の教科では「語」を覚える学習が必要です。覚える勉強は、①テスト形式にする、②時間を15分で区切る③目・耳・口・手と4カ所動かす④毎日実行する ことで成果が出ます。英語は毎回単語テストをしますが、直前の「短期記憶」の学習では、意図していることと大きく異なります。勉強の目的を考えて欲しい。塾はあくまでもペースメーカーです。これをペースに勉強に臨みましょう。

タイプB:基礎力をつけるための「ウィンパス」

英語・理科・社会は「ウィンパス」を使って基礎固めをしましょう。確認問題と基本問題だけでも十分です。社会は範囲が広いので時間を要しますが、毎日勉強していけば2週間程度で終了します。

英語は文法が苦手な生徒は、「時制→助動詞→受動態→不定詞・動名詞→分詞→比較→関係代名詞」という進め方。偏差値55以上必要とするなら「助動詞→名詞代名詞→形容詞副詞→接続詞→前置詞」という品詞中心の学習が必要だと思います。

タイプⅭ:実践的な問題の演習

国語と数学はこのタイプのみになると思います。県トレ中心の勉強に加え、過去問や模擬試験の解き直しも必ずおこなうようにしなさい。効率的に「頭をよくする」には、できなかった問題ができるようになれば良いのです。解き直しは1度でなく約10日間空けてもう1回、計2回が目安です。ですので、書き込みはしないようにしましょう。英語・理科・社会でも、問題用紙の書き込みは、できる限り避けましょう。

具体的な学習プラン

冬休みからは豊富な学習時間が確保できます。例えばこのように組み合わせスケジュールを立てることができます。このくらいの勉強時間は必要です。

10:00~10:50 数学:タイプⅭ 50分
11:00~11:50 国語:タイプⅭ 50分
13:40~17:00 塾
20:30~21:20 理科:タイプA・B 50分
21:30~22:50 社会:タイプA・B 50分
23:00~23:30 塾の宿題

タイムスケジュールを決めることは必要です、そしてどの教科を勉強するのか決めておくことも必要です。目標と症状によってパターンは異なります。まずは皆さんが主体的に考えることです。私たちはサポーターですので、全力で支えます。質問相談は大歓迎です。一緒に作戦を考えていきましょう。

最後に

「できない」や「わからない」の一言で終わらせないでください、「できる」ための創意工夫をしましょう。受験勉強を通して、人間として成長しよう。負荷をかけないと人は成長しません。もっともよい負荷は、自己実現の欲求です。自分の手で未来を拓いていきましょう。そのために少しだけ努力を加えてください。