入塾の動機として「家で勉強をしないから」ということが多くあります。そのため多くの宿題を出すことを望む家庭も多くあります。それらの要望に対して学指会の対応は、甘くゆるく感じることがあるかもしれません。今回は宿題に対する考え方をまとめたいと思います。

 

宿題は習慣化の手段

宿題は手段であり目的であるので、成果が出ていればその多寡は気にならないと思います。宿題(=アウトプット)を増やせば、成績や得点が改善できるような単純な生徒はいません。勉強を習慣化する手段の一つとして、宿題はあるのだと思います。本来ならその教材は中学校から配布されているワークが担うものです。

 

雑な指導はしたくない

成績が低迷している生徒や、なかなか納得できる結果が出ない生徒の多くは、あらゆる意味で『頑固』なタイプ。何度も説明しないとわかってくれません。無責任に大量の宿題を出し、答え合わせする。または宿題を答え合わせまでして提出する。これらの方法では『作業の勉強』になり意味をなさないと思っています。

やってきてくれた宿題に対して、私たちは丁寧に解説し答え合わせをするべきと考えます。丁寧に宿題に取り組んだ生徒たちには、こちらも真摯な姿勢で対応すべきです。

「覚える」宿題はICTを活用することで解決できると思います。しかし「経験値を上げる」宿題は、まずはメンタルを整えることから始まります。保護者のみなさんも経験から、この違いは分かっていると思います。どの部分をもって冒頭で書いた「宿題」ととらえているのでしょうか。

 

私たちに任せてほしい

学指会は「宿題」と「課題演習」を分けて考えています。宿題は授業の一環で必要なものです。もし必要であれば、生徒との同意のもと「課題演習」をプリント等で与える取り組みをしています。そのような取り決めをする機会が、年間3回行っている保護者面談です。

保護者面談で目標設定の後、個別課題演習の内容を決めることができます。この課題はあくまでも「補助輪」にすぎません。自走するためのきっかけだと思います。

目標が決まり取り組み始める時や受験期になると、多くの生徒が勉強法のアドバイスを求めてきます。そのような「心」にすることが何より必要なことです。

 

生徒募集のご案内

学指会では新年度のスタートである春期講習生を募集しています。少人数定員制の授業を講習料無料で体験できます。

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