こんにちはマツダです。
今回は先月入院中に経験した「ステキな出会い」について書きたいと思います。塾の先生という職業には、様々な出会いがあります。出会う数としては学校の先生ほど多くありませんが、密度の濃い付き合い方をしているため、実は毎年多くのドラマがあります。普段は抵抗がありパンフレット等には載せませんが、今回は神様の導きのような出来事だったので書いてみました。
神様がくれた出会い
先月の入院で担当してくれたのが教え子でした。たまたま私が入院した日、就職後(1年以上たってましたが)の近況報告をするため、塾に寄ってくれていました。その時に勤めている病院に私が入院していることを知ったそうです。病棟が多く存在するなか、翌日の担当表に私の名前を見つけて、その子もびっくりしたそうです。このような「神様のいたずら」はこれが初めてではありません。看護師を目指すときにもありました。
中途半端な別れと再会
およそ15年前、当時高校生を担当していた私は、その生徒を高校1年生から指導していました。とても優秀で活発な生徒でした。しかし大学受験を控えていた頃、体調を崩し進学することが厳しい状況になり、そのまま退塾してしまいました。そのため塾を辞めた後も気がかりな生徒でした。約10年後偶然に街で再会し、その数日後「もう一度看護師になるために勉強したい」と連絡をもらいました。そして働きながら看護学校受験に向けて、塾で勉強するようになりました。20代後半の再チャレンジは無事に成功しました。本当にうれしかった。すべては偶然の出会いから始まった合格です。
何気ない一言が心に響く
病室で「先生」と声をかけられたときは、何も聞かされていなかったのでびっくりしました。また、このような場所での再会を恥ずかしと思いました。しかし彼女が言ってくれた「これで恩返しができる」という言葉を聞いて、恥ずかしいという思いが消え、うれしさがこみ上がってきました。涙腺が崩壊しそうな気持です。そして今までやってきたことは間違いじゃなかったとも思いました。
地域で生きていくということ
地域で生きていくということは、このような出会いがまたあるはずです。しかし「ステキな出会い」になるには、生徒たちと真剣にぶつかり合わなければいけないとも思うのです。申し訳ございませんが、明日からまた4日間留守にします。その後これを励みに「熱い」指導を再開して参りますので、しばらくの休講をご容赦ください。