こんにちはマツダです。今日は節分です、暦の上では明日から春です。あっという間に時がたってしまいました。

さて昨日2月1日(月)に神奈川県公立高校の志願状況(倍率)が発表されました。今回はそれを受けて、今後どのように動いていくのか予想しながら近辺の高校の状況を確認していきたいと思います。

 

準トップ校レベル

高校名 募集定員 志願者数 過不足 倍率
海老名高校 398 560 162 1.41
秦野高校 358 404 46 1.13
大磯高校 278 307 29 1.10
西湘高校 308 374 66 1.21
伊志田高校 268 290 22 1.08

このカテゴリーではあまり注目校はありません。海老名高校が高倍率なので、秦野高校にどのくらい流れてくるのか気になります。これから志願変更がありますが、0.1ポイント以上上下するようなことはないと思います。

県全体の平均倍率が1.18倍なので、海老名高校と西湘高校以外は平均以下になっています。

 

中堅校レベル

高校名 募集定員 志願者数 過不足 倍率
秦野曽屋高校 238 227 -11 0.95
伊勢原高校 228 290 62 1.27
高浜高校 237 186 -51 0.78
足柄高校 237 215 -22 0.91
厚木西高校 238 253 15 1.06
有馬高校 318 392 74 1.23

人気校と不人気校がはっきりと分かれています。県東部でのこのレベルの高校では、ほとんど定員割れをしていないことを考えれば、県西部の特徴になっているのかもしれません。私立志向の影響も考えられると思います。

この中では伊勢原高校の高倍率に注目です。昨年よりも下がったものの非常に人気があることがわかります。学校生活が充実している印象があるのでしょうか?

伊勢原高校から秦野曽屋高校に流れることは容易に考えられます。そのため志願変更後は、秦野曽屋高校は定員割れにはならないと予想しています。

 

一般校レベル

高校名 募集定員 志願者数 過不足 倍率
二宮高校 238 204 -34 0.86
秦野総合高校 198 226 28 1.14
小田原東高校 117 99 -18 0.85
平塚湘風高校 198 182 -16 0.92
厚木清南高校 230 208 -22 0.90
山北高校 197 172 -25 0.87

秦野総合高校が3年ぶりに倍率が立ちました。しかし、このレベルの高校は定員割れが目立っています。昨年よりも倍率が下がっているような気がします。

志願変更する際の注意として、学校の特徴を理解する必要があります。普通科、総合科、単位制とカテゴリーが異なっています。倍率だけで志願を変えると入学後に大変な思いをする可能性があります。

 

専門学科について

農業系や商業系は堅調に志願者を増やせています。一方で工業系では定員割れが多くなっている印象があります。人気が高いコースと人気がないコースがはっきりと分かれている印象です。

表にはしていませんが、こちらに神奈川県発表のデータをリンクしていますのでご覧ください。

 

志願変更期間

志願変更は2月4日(木)5日(金)8日(月)になっています。しかし2月8日(月)は午前中のみなので手続きが間に合わない可能性があります。余裕をもって手続きするためには2日目までに志願変更を終わらせる方が良いと思います。

保護者の方の協力で車で移動できれば良いのですが、電車を使うとなると高校は不便な場所あることが多いので、移動に時間がかかります。また中学校の校長先生の許可を取る必要がもあります。志願変更は正当な権利ですが、手続きを踏む必要があります。多くの人に相談して決めてください。