2021年度の動向を踏まえ入試情報を提供します。
基本情報
2020年合格者平均情報
内申点 | 入試得点 | 全県模試偏差値 |
72.2 | 177.1 | 37.7 |
過去3年間の募集人数と競争率
年度 | 2020年 | 2019年 | 2018 |
募集数 | 238名 | 238名 | 238名 |
倍率 | 1.00 | 1.00 | 1・05 |
過不足 | +14 | ‐12 | ‐40 |
2021年度入試情報
募集人数 | S値の比率 | ||
198名 | 調査書 | 学力検査 | 面接 |
‐40名 | 4 | 4 | 2 |
二次選考の基準
学力検査 | 7 | 面接 | 3 |
2021年度の動向
昨年まで2年連続で定員割れで、今年から募集定員が1クラス減(5クラス募集)となりました。模擬試験の志望校動向では昨年度よりやや増えている状況ですが、高校側にとって厳しい状況が続くようです。
以前は大学進学者希望者の場合、伊勢原高校よりも秦野総合高校の方が良いと考えるご家庭が多くありましたが、学費支援制度が充実したこともあり、それらの層は私立高校に流れているようです。
ただしコロナ禍によって経済状況が変化すると、状況も変わる可能性があります。
特色ある学校
秦野総合高校は非常に特色のある良い高校だと思います。
まずは生徒たちのあいさつが素晴らしい。私が所用で来校した際も、体育の授業後の生徒たちが元気よく挨拶してくれました。
校風だけでなく学びについても「総合学科」だからこその特色のあるカリキュラムがあります。まずは『系列』として4つが用意されています。①グローバル教養系列 ②情報ビジネス系列 ③生活デザイン系列 ④芸術スポーツ系列 です。具体的な授業についてはホームページをご覧ください。パンフレットに具体的に書かれています。授業時間は原則105分になっています。
また部活動にも力を入れていることでも知られていますが、天文台や食堂もあることも特徴的でボランティア活動にも積極的に取り組んでいます。それらを含めて多様な進路に応えてくれる体制が整っていると思います。
入試での注意点
秦野総合高校は面接で差がつくことで知られています。実際のデータを見ても93点~37点までに分布しています。もし競争率が立った場合、特に2次選考になった場合この面接点で合否が決まってきます。
2次選考の基準も「入試8:面接2」が主流に対して、秦野総合高校は「入試7:面接3」です。面接の準備が大切であることと、学校の特色を理解しておくことが求められています。部活動が盛んな高校や特定の部活動が強い高校の場合、面接点が高くなる傾向があります。
ちなみに
7:3の高校 伊勢原高校 高浜高校
6:4の高校 二宮高校 平塚湘風高校
以上、秦野総合高校についてでした。