中堅校の実力の比較

こんにちはマツダです。

今回は全県模試で偏差値が50~55に位置するいわゆる中堅校の進学実績を比較してみたいと思います。その中でも地理的に近い、伊志田高校・西湘高校・厚木東高校・大磯高校を選びました。データーは各高校のホームページから集計したものです。

前年度と比べてかなり変動があります。進学実績が伸びている高校もあればそうではない高校もあります。何を基準にすれば良いのか一概には言えませんので、私の独断と偏見で勝手に大学をピックアップをして比較してみました。

 

目次

高校別進学実績

伊志田高校

(基本情報) 全県模試偏差値:52.0 生徒数:320人 入学時の倍率:1.12倍

伊志田高校のホームページ

高校 国公立 慶応 上智 理科大 早大 青山 学習院 中央 法政
伊志田 2 0 3 2 2
明治 立教 成蹊 成城 明学 國學 武蔵 日大 東洋
3 0 1 2 5 1 0 19 3
駒澤 専修 芝浦工 東京電 都市大 工学院 東海 神大 関学
18 0 3 10 6 27 27 16

国公立への進学者は毎年少なく、私立大学への進学者がほとんどです。定員厳格化の影響なのか、合格者数は5年前に比べて少なくなっています。

 

西湘高校

(基本情報) 全県模試偏差値:53.6 生徒数:320人 入学時の倍率:1.3倍

西湘高校のホームページ

高校 国公立 慶応 上智 理科大 早大 青山 学習院 中央 法政
西湘 10 0 5 2 2 5 3 14 10
明治 立教 成蹊 成城 明学 國學 武蔵 日大 東洋
5 4 7 6 16 3 0 18 10
駒澤 専修 芝浦工 東京電 都市大 工学院 東海 神大 関学
9 40 3 6 6 10 46 37 29

昨年に比べて進学実績が大きく伸びました。特筆すべきは専修大学が昨年の18名から40名と2倍以上になっています。また国公立も東京外大や横浜市立大にも合格者が出ています。文系大学・学部の躍進が目につきました。

 

厚木東高校

(基本情報) 全県模試偏差値:50.2 生徒数:280人 入学時の倍率:1.03倍

厚木東高校のホームページ

高校 国公立 慶応 上智 理科大 早大 青山 学習院 中央 法政
厚木東 0 0 0 0 0 8 0 1 2
明治 立教 成蹊 成城 明学 國學 武蔵 日大 東洋
2 0 0 1 5 4 0 15 0
駒澤 専修 芝浦工 東京電 都市大 工学院 東海 神大 関学
3 17 0 0 5 2 16 23 14

昨年国公立の合格実績が6名でしたが、今年はいませんでした。青学の合格者は例年よりも多くなっていました。いわゆる難関大学への実績は少ないものの、有名大学への実績は堅調だったように思います。

 

大磯高校

(基本情報) 全県模試偏差値:52.6 生徒数:280人 入学時の倍率:1.10倍

大磯高校のホームページ

高校 国公立 慶応 上智 理科大 早大 青山 学習院 中央 法政
大磯 0 0 0 1 0 4 4 6 7
明治 立教 成蹊 成城 明学 國學 武蔵 日大 東洋
5 0 0 4 17 4 3 21
駒澤 専修 芝浦工 東京電 都市大 工学院 東海 神大 関学
13 22 0 4 7 2 41 34 33

昨年度は国公立大学の合格者が9名いましたが、残念ながら今年度はいませんでした。法政大学も昨年度21名でしたが今年は7名でした。女子の割合が高いのか女子大の合格者が多いように感じました。

 

合格実績は競争率で変動する

今回このような合格実績をまとめてみて気が付いたことは、入学時(高校受験)の競争率が高いと合格実績が高くなるということです。2021年度の大学合格実績は、2018年入試で入学した生徒になります。2018年入試では西湘高校の倍率が非常に高く(1.3倍)なっていました。その生徒たちが大学入試で実績を上げたと考えられます。

昨年度(2020年度)の合格実績が非常に良かった大磯高校は、その年の受験生は1.23倍の倍率をくぐり抜けて入学した生徒です。その法則によれば、来年度は伊志田高校の実績が上がるのかもしれません。2022年度大学入試に挑む生徒は、2019年入試で1.2倍の倍率をくぐりぬけた生徒だからです。

 

※知っておきたい大学群

  • GMARCH(ジーマーチ):学習院・明治・青学・立教・中央・法政
  • 成成明学独國武:成蹊・成城・明治学院・独協・國學院・武蔵
  • 日東駒専:日大・東洋・駒澤・専修
  • 四工大:芝浦工大・東京電機・東京都市大・工学院

 

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