こんにちはマツダです。通常授業もあと3日で終わります、その後は保護者面談期間になり、冬期講習に移行していきます。本日から11月分の指導表を配布しています。面談の日程も同封していますのでご確認ください。お手数でございますが、指導表には確認印を押し、ファイルと共に返却くださるようにお願いします。

ここからは受験生(中3生)用に、「こうやって勉強しよう②」について書きたいと思います。

対策を立てる

目標点をどのようにとるのか、ということが「対策」の根幹です。5教科バランスよくとることは不可能です。教科の難易度は平均点で表されているように、社会が最も難しく、国語が最も簡単であるといえます。ですが、得意不得意は誰でもあるものです。昨年までは「文系有利」でした、理系が得意な生徒にとっては不利な傾向です。しかし、今年度からはそれが解消されています。ですので、まずは得意教科をおもいっきり伸ばしましょう。そこで教科ごとに伸ばしやすいポイントをまとめておきます。ぜひ参考にしてください。

また勉強時間は、1日3時間以上が目安です。学校がない日は7時間以上確保できます。1日当たり2~3教科を学習しましょう。成果が出るにはある程度の期間が必要です、伸び始めたら一気に伸びます、それを信じて黙々と努力しましょう。

1、英語

配点の高い長文をぜひ取り組みましょう。資料長文(問8)はもちろん、対話文(問9)も内容を把握することはできます。模擬試験と過去問を利用して、和訳を見ながら逐語訳をするようにしましょう。その際わからない語句をチェックしながら進めること。チェックした語を、オリジナル単語帳に記入していきましょう。1日1長文が理想です、長文は毎日継続して勉強すれば、比較的容易結果が出ます。内容を理解することに努めてください。

2、国語

説明文と資料読み取り問題は、正解の根拠を見つけるトレーニングを積むことで、正答率は上がります。「読むこと」と「解くこと」は別作業です。それを意識してください。特に国語が苦手な人は、小説ではなく説明文のほうが克服しやすいのではないかと思っています。設問文や選択肢の文をしっかり読むことが大切になります。本文以上にしっかりと「精読」していきましょう。国語は答えが本文にすべて書いてあるのですから、宝探しの感覚です。ですので、答え合わせでは、なぜこれが正解になるのか、本文の根拠を探す作業が有効的です。解く時間の1.5倍、答え合わせに時間を費やしましょう。

3、数学

計算で失点を防ぐのは鉄則です。そのため関数、空間図形、平面図形でいかに得点が取れるかが勝負です。類題演習以外克服方法はありませんが、原理や原則を理解しておくことが前提です。例えば内角の和を求めるとしましょう。三角形の内角の和は180度、五角形は三角形が3つ作れるから、180°×3=540°となります。このように暗記に頼るのでなく、原則を理解していればすぐに正解が導けます。変化の割合ならグラフを書いてイメージを可視化する、関数ならわかる座標を記入するなど、手を動かす勉強をしましょう。眺めているだけでは解決しません。まだ練習段階ですから、時間をかけてじっくりと解きましょう。そしてできないと判断したら、解説を見て納得するまで取り組みましょう。それでもわからなければ、ず質問してください。そのために塾はあるのですから。

※あまり知られていませんが、入試には赤ペンや蛍光マーカーを持ち込むことができます。国語の重要語句チェックや図形問題で使用するのも良いのではないでしょうか。

理科と社会は次回に続きます。