新年度の始まりにあたって

ご入学・ご進学おめでとうございます。いよいよ新たな学年での学習が始まります。今年度から中学生では新しい指導要領での学習になり、教科書が一新されます。世間的には英語について注目がされていますが、私も学校現場がどのように対応していくのか注目しています。

さて学指会での学びも明日(4月7日)から始まります。春期講習で先取り学習してきましたが、本格的な学習の始まりとともに、新たな『学習習慣』を確立させる取り組みが始まることを意味します。学習習慣においては自学が本当に大切になります。2016年から『習慣化による「自学力」のアップ』を勉強する上での目標として掲げています。今年は原点回帰して習慣化に力点を置いて取り組みます。

 

今年におこなわれた公立高校の入試結果が神奈川県から発表されました。こちらがそのページになります。 https://www.pref.kanagawa.jp/documents/46164/r03gakuryokukensakekka.pdf

この結果における平均点には意味がないと思っています。志望校のレベルによって傾向が異なるからです。

入試結果から見えること

しかし学力の2極化は確実に進行しています。英語の結果がそれを物語っています。正答率が1桁パーセントの設問がないものの、平均点は最も低い教科です。0点も0.1%存在し5教科で唯一となっています。英語は「できる子」と「できない子」の差があらわれやすい教科だと思います。

また入試後に様々な学習塾等が平均点を予想していましたが、実際にはその点数よりも1~2点下がった結果となっていました。予想平均点は塾等で集計した点数から算出したものですから、想像していた点数よりも全体の数字は下振れだったことを意味しています。コロナ禍により自学できる生徒はドンドン先に進められたのだとも思います。

自学の必要性

これからの勉強のキーワードは「自学」なのは間違いありません。「わかる」ための授業とともに、「できる」ようになる演習が必要です。そして『自己管理力』を磨くことも求めていきます。そのため今年もフォーサイト手帳を使って学習の管理をおこないます。

学指会では学力トップ層が集まる塾ではありません。また『あたり前の感覚』の個人差が大きくあります。しかしこのような塾でも、手厚い指導により「変わる」ことができることを証明していきたいのです。熱く楽しい指導をご期待ください。