こんにちは、マツダです。
この記事を書いているのは2026年10月24日(土)です。神奈川県公立高校の募集定員は10月27日(火)に発表される予定ですが、実はインターネット上には、すでに県の入学定員計画(令和9年度)の資料が出ています。信頼できる資料なので、今回はこれをもとに、近隣地区の今年度の入試を大胆に予想してみたいと思います。
- 県立高校(全日制)は県全体で39クラス減
- 近隣では10校が1クラスずつ減少
- 秦野高校は定員維持+制服変更で人気上昇の予想
定員はどう決まる?
募集定員は、県が公立中学校の卒業予定者数をもとに決めています。県全体の人数だけでなく地域ごとの人数も考慮されるので、定員は毎年変わる可能性があります。たとえば秦野市の中学校卒業予定者が大きく減れば、秦野・伊勢原地区の募集数も減る、ということです。
まずは、県全体の卒業予定者数がどう推移しているのかを見てみましょう。
【表1】神奈川県 公立中学校卒業予定者数の推移
| 卒業年月 | 卒業予定者数 | 前年比 |
| 2025年3月 | 66,347人 | △709 |
| 2026年3月 | 66,387人 | +40 |
| 2027年3月(今年度の受験生) | 64,781人 | △1,606 |
| 2028年3月 | 64,615人 | △166 |
| 2029年3月 | 63,229人 | △1,386 |
| 2030年3月 | 63,493人 | +264 |
| 2031年3月 | 62,827人 | △666 |
| 2032年3月(現小学4年) | 59,961人 | △2,866 |
※2027年3月以降は推計値
昨年と今年の定員
昨年は、県全体の卒業予定者が前年比プラス40人の見込みでした。近隣では西湘・伊志田・座間の定員がそれぞれ1クラス分(約40人)増え、減った高校はありませんでした。
ところが今年は、前年比マイナス1,606人の見込みです。これを受けて、県立高校(全日制)の入学定員は1,560人減、学級数でいうと39クラス減となります。これはかなり大きな変化です。
【表2】県立高校(全日制)の定員の変化
| 項目 | 昨年度(R8) | 今年度(R9) | 増減 |
| 募集定員 | 36,781人 | 35,231人 | △1,550 |
| 入学定員 | 37,113人 | 35,553人 | △1,560 |
| 学級数 | 937クラス | 898クラス | △39 |
※入学定員は、募集定員に特別募集・後期募集・転編入定員を加えた数
近隣で減るのは次の10校
【表3】近隣校の学級数の変化(全日制)
| 学校名 | 昨年度(R8) | 今年度(R9) | 増減 |
| 海老名 | 10 | 9 | △1 |
| 座間 | 8 | 7 | △1 |
| 西湘 | 9 | 8 | △1 |
| 伊志田 | 8 | 7 | △1 |
| 秦野曽屋 | 7 | 6 | △1 |
| 藤沢西 | 8 | 7 | △1 |
| 茅ヶ崎 ※ | 8 | 7 | △1 |
| 鶴嶺 | 10 | 9 | △1 |
| 二宮 ※ | 7 | 6 | △1 |
| 平塚湘風(単位制) | 6 | 5 | △1 |
※茅ヶ崎・二宮は、このほかにインクルーシブ教育実践推進校特別募集(21人)を実施
倍率はどう動く?
ここで注目したいのは、卒業予定者の減少(1,606人)と定員の減少(1,560人)がほぼ同じ規模だという点です。県全体で見れば、倍率は大きく変わらない計算になります。ただ、定員が減るのは一部の学校だけです。そのため、学校ごとの動きははっきり分かれるだろうと私は見ています。
昨年の動きをふまえると、次のように予想しています。
- 📈 倍率アップの予想:海老名・座間・藤沢西・茅ヶ崎(昨年人気の高かった学校)
- 📉 定員割れ解消の可能性:西湘・秦野曽屋(昨年定員割れだった学校)
受験者数そのものも減るので一概には言えませんが、秦野と大磯にも影響が出そうです。次のような流れが考えられます。
- 🚃 小田急線沿線:海老名・座間を避けて → 秦野へ
- 🚃 東海道線沿線:藤沢西を避けて → 大磯・西湘へ(学力レベルはやや異なります)
注目の秦野高校
私たちが毎年注目している秦野高校は、今回の学級減の対象には入っていません。周りの学校の定員が減るなかで定員が維持されるうえに、2027年度には制服も変わります。女子の人気が高まりそうで、今年は受験生が集まるのではないかと予想しています。大注目です。
とはいえ、倍率が上がっても、学力があれば合格できます。その目安になるのが模擬試験です。塾では人気の動向も踏まえて合格判定を出していますので、結果を見ながら一緒に志望校を考えていきましょう。
まとめ
- 定員や受験の状況は毎年変わる
表1のとおり卒業予定者は今後も減っていく見込みで、2032年3月には約6万人になります。弟さん・妹さんの代でも、定員の見直しは続いていくでしょう。 - 学指会で実施している神奈川全県模試の結果をもとに判断すれば大丈夫
情報に振り回されず、一回一回の模擬試験を大切にしていきましょう。志望校合格に向けて、私たちも全力でサポートしていきます。
志望校選び、
模試の結果をもとに一緒に考えます
定員や人気の動きに振り回されないために、
根拠のある判断材料をそろえましょう。
- 神奈川全県模試を塾内で実施
- 人気の動向もふまえた合格判定
- 秦野で45年の地元高校の情報量
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